上海、汚染源のオンライン測定網の整備が進む

上海市では2008年中に50カ所の汚水処理場にオンライン測定装置を設置し、環境保護部門と結ぶ予定である。

上海市では2005年に汚染源オンライン測定システムの建設を開始して以来、まず市クラス以上の重点管理対象の企業に水質汚染物オンライン測定装置を62セット、大気汚染物オンライン測定装置を180セット設置し、環境保護部門の検収に既にパスしている。

 

上海市政府は一連の規範、標準及び奨励制度を制定し、汚水処理場オンライン測定装置が規範に従って設置され正常に運営され、実際にオンライン測定システムが全天候管理の機能を果たすよう保障している。現在はオンライン測定装置の設置、調整が全面的に行われている最中で、9月末に全面的に検収段階に入る。

管理面では、「企業を主体とし、専業化運転し、政府が監督し、適度の補助を行う」という運営モデルにより、上海市財政局と上海市環境保護局とで汚水処理場オンライン測定装置補助制度を制定した。

現在の運営状況としては、24時間管理が実現されており、汚水の非正常排出(特に間歇性排出)と大気汚染物の経路外排出がすみやかに発見でき、汚染物排出削減量を正確に測定できる。