コロンビア、カルダスなど4県が地域水管理計画の策定を約束

コロンビア環境省は2008年11月7日、同国の4つの県が、飲料水と下水処理に関する中央政府の目標を達成するため、地域水管理計画の策定を約束したと発表した。今回、環境省と約束を交わしたのはカルダス、グアビアーレ、グアイニア、およびバウペスの4県で、同省は、各県の水管理計画の策定を支援するコンサルタントの料金を支払うというかたちで、県への財政支援を行うことにしている。

策定された水管理計画の実施費用は、最も少ないバウペス県の場合で210億ペソ(約8億4000万円)、最も多いカルダス県の場合で830億ペソ(約33億円)と見積もられている。いずれの県でも、地方自治体との調整や水問題の管理機関の創設に向けたプロセスがすでに始まっているという。

そのほかの県では、早くも水管理計画の改定に着手しているところがある。これまでのところ、改定が最も進んでいるのはボリーバル県とコルドバ県である、と環境省は述べている。

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