ThermaxとGE Waterが、インドの廃水処理事業拡大に向けて提携

ThermaxとGE Water USAは、インドの水事業拡大に向けて提携を結ぶことに同意した。Thermax、エネルギーや環境分野の世界的なエンジニアリング企業であり、GE Waterは水処理に強みを持つグローバル企業である。この同意により、インドの商業施設や公共施設向けに水処理(廃水処理、再利用、プロセス水利用)を行うThermaxのプラントに、GEの限外ろ過(UF)技術やMBR(膜分離活性汚泥法)技術が導入されることになる。

 

インドでは、商業施設や公共施設の排水処理に対する需要が、年率50%を超える勢いで増加していると推定されている。この需要増の背景には、廃水のリサイクルに関する新たな規則がある。MBR技術の利用は始まったばかりだが、同技術による地方自治体の廃水リサイクル、再利用、排出は、大きな可能性を秘めている。

 

今後、Thermaxはインドの顧客にGE のMBR技術を提供する。同技術は、最先端の排水処理技術である。GE WaterのZeeWeed膜(中空糸膜)は、限外ろ過技術やMBR技術に利用されている。

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