Dow Water & Process SolutionsのFILMTEC膜、オーストラリアの海水淡水化プラントに採用

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  • 440平方フィートのFILMTEC膜で年間500億リットルの飲用水を生産。
  • エネルギー効率と価格面で優位に立つFILMTEC膜技術により、DW&PSは150万住民に飲料水を供給するパートナーに選ばれた。

Dow Chemical Companyの水ビジネス部門であるDow Water & Process Solutions (DW&PSは2009年11月6日、同社のFILMTEC逆浸透(RO)膜エレメントが、オーストラリアのパースの南で建設がはじまったサザン海水淡水化プラント(SSDP:Southern Seawater Desalination Plantで採用されたことを明らかにした。SSDPは、海水およびかん水を淡水化するダブル・パスROシステムに、SWRO 440シリーズDOW FILMTEC膜エレメントを使用し、年間500億リットルの飲用水を生産する。この淡水化プラントは、年間1000億リットルまでの拡張が可能である。

SSDPはウエスタンオーストラリア州で建設される2番目の大規模海水淡水化プラントである。この州では、貯水量が30年前と比べてわずか4分の1にまで減少している。2031年までには、パースはその人口増に合わせて現在よりも水需要が年間1500億リットル増加すると見られている。

SSDPによるFILMTEC膜採用について、Dow Water & Process SolutionsのKai-Uwe Hoehn大規模プロジェクト担当シニア・アカウント・マネージャーはこう述べている。「サザン海水淡水化プラントは440平方フィートのDOW FILMTEC膜エレメントを使うことになった。このプロジェクトはまた、最新の設計方式――内部多段階化設計と透過・分離――を組み合わせることで、淡水化技術の性能を最大限に引き出すことに成功している」

現在は、パース南のコックバーン・サウンドの沖合にあるパース海水淡水化プラントが、パースの水需要の17%をまかなっている。2011年にサザン海水淡水化プラントが完成すると、ウエスタンオーストラリア州の水供給の30%以上が、天候に左右されない淡水化などの水源から得られることになる。

SSDPの建設はすでに2009年7月にはじまっており、完成後は、周到な海洋モニタリング・プログラムによってプラントの排水を分析し、海洋環境の健全性の確保に努めることになっている。

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