ベルギーの水処理薬品プラントを拡張――中東、アフリカも視野

2012年11月20日、ベルギーのHerentalsにある水処理薬品製造プラントの拡張、およびその40周年を記念する式典を開催した。Herentalsのプラントでは主に発電所、石油精製所、石油化学、食品・飲料品、冶金などの産業向けの水処理薬品を生産している。拡張されたプラントでは汚泥処理、浄水、金属腐食抑制のための最新技術が導入される。GEは、同じくベルギーのHeverleeにある最新の技術センターを活用することによって、あらゆる水処理ニーズに対応している。

Herentalsのプラントは、延床面積780エーカー、130人以上の従業員が勤務している。ベルギーにおいてGEは50年以上にわたり水関連事業投資してきており、2010年からはその人員体制を17%拡張している。Herentalsは欧州でも有数の港を有するアントワープの近郊に位置し、製品の輸出に適しており、同工場からは、欧州だけでなく、水処理ニーズの高まる中東やアフリカ向けにも薬品が輸出されている。