Siemens(2013年9月~11月の主な動向)

Siemens(2013年9月~11月の主な動向)

年月日 トピックス
2013年8月26日 ドイツ・メディア“Produktion”、Siemensの水事業の売却動向を報じる。売却先の有力候補としては米国企業を挙げる。
9月4日 Siemens、初めて水の殺菌処理技術を商用化した1913年から今年で100周年を迎えたことを発表。今後もR&Dを通じて水処理技術の発展を続けていく。
24日 米国マサチューセッツ州・スターブリッジの汚水処理プラントを建設したTighe & Bond社に対して、米国エンジニアリング会社協会(ACEC)より金賞が授与される。同プラントには、Siemensの水処理システム“BioMag”と“CoMag”が導入されている。
10月2日 Siemens、新しいUF膜モジュール“MEMCOR CP II”を発表。従来のものに比べ小型化、且つ導入コストと維持コストの削減が可能。
15日 Siemensの水事業売却について、プライベート・エクイティのAEA Investorsが同社と交渉を進めているとロイターが報じる。売却額は8億ドルと予想される。
23日 Siemens、水中の重金属を除去することを目的とした費用対効果の高い技術の開発に向けて、テキサスA&M大学のアグリライフ研究所と排他的なライセンス契約を締結。電力、鉱業、製油所などの分野を対象として、化学的手法に基づく技術の開発および商用化を目指す。
31日 Siemens、高純水製造システムである同社の“Vantage”シリーズを欧州市場に導入することを発表。
11月6日 Siemens、水ビジネス部門の一部をプライベート・エクイティ・グループのAEA Investors LPに売却することで両社が合意に達したことを発表。売却額は6億4000万ユーロ(約860億円)。今後Siemensは、浄水・下水処理プラントと海水淡水化プラントの運転のオートメーションと駆動(drive)関連のソリューションに事業を絞っていく。
22日 Siemens、CoMagシステムを工業用水および工業廃水処理にも導入することを発表。CoMagは、都市上下水道処理においてはすでに高い実績があるシステムで、従来の凝集剤に加えて磁鉄鉱を添加することで沈降速度を向上させることが可能。

出所:Siemens HPおよびその他資料を基に作成