Suez Environment(2014年3月~5月の主な動向)

Suez Environment(2014年3月~5月の主な動向)

年月日 トピックス
2014年2月25日 Degrémont、ベルギーのリエージュ自治体共同水管理会社(CILE)から、日量35,000 m3の飲用水製造プラント建設プロジェクトを600万ユーロ(約8億4000万円)で受注。
26日 Degrémont、ナイジェリアの首都アブジャの近郊の新興都市カルシーの需要を満たすための日量6万m3の飲用水製造プラント建設プロジェクトを570万ユーロ(約7億9800万円)で受注。Degrémont社のレミ・ランティエ最高経営責任者は、この新規契約を足掛かりにSuez Environnementグループの戦略的市場であるアフリカ大陸におけるプレゼンス強化を図るとしている。
3月11日 Degrémont、フランスのノール=パ・ド・カレー地域圏のウプラン・アンコアヌ(Houplin-Ancoisne)にて、下水処理プラントの運営事業を受注。契約期間は5年間で、金額は800万ユーロ(約11億2000万円)。処理プラントは17万2000人をカバーしている。
18日 Suez Environnement、World Water Dayに合せて、水資源管理に関する理解の促進を目的とした“Open: finding out about SUEZ ENVIRONNEMENT”と名付けられたイニシアティブを発表。
21日 United Water、Suezグループのスタッフなどによって構成される国際NGO組織“Aquassistance”の北米支部を開設。Aquassistanceは1994年に設立され、23の国で上下水道、廃棄物などの分野での支援を行っている。今回の北米支部開設は、ハイチおよびその周辺地域における上下水道に関する援助を目的としている。
4月1日 Degrémont、米国・ウィスコンシン州のグリーンベイ都市圏下水道局より、下水汚泥処分のための熱酸化システム“Thermylis 2S”の設計・供給に関する契約を受注。金額は2100万ドル(約21億4200万円)。
8日 Suez Environnement、インド中央政府が2013年に開始した国家都市再生ミッション(JnNURM)プログラム一環として、3つの主要都市にて以下の事業を受注。
・飲用水供給システムの改善:ムンバイ
・飲用水製造プラントの設計・建設・操業・保守:プネー
・2つの下水処理施設の建設と操業:バンガロール
11日 Degrémont、ブラジルの石油採掘会社Petrobrasより、2つの浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)向けの4つの水処理設備(2つは注水のための硫酸除去ユニットで、残りの2つは淡水生産用のROユニット)の設計・調達契約を受注。
11日 Suez Environnementが石油・ガス産業の廃水処理分野において小~中規模の買収を組み合わせて成長を図っていくとの方針を明らかにしたと報じられる。
14日 Suez Environnementの子会社であるSAFEGE、イル=ド=フランス地域圏の水道局より上水供給管理プロジェクトを受注。契約は5年間で、金額は1700万ユーロ(約23億8000万円)。
5月13日 Suez Environnement、アゼルバイジャン水道公社(AZERSU)と5年間の戦略的パートナーシップ契約を2250万ユーロ(約31億5000万円)で締結したことを発表。Suez Environnement社はこの契約のもとで、AZERSUの管理職4500名に水サイクル事業全体のノウハウを提供し、人材育成を支援する。

出所:Suez Environment HPおよびその他資料を基に作成