Veolia Water(2015年3月~5月の主な動向)

Veolia Water(2015年3月~2015年5月の主な動向)

年月日 トピックス

2015年3月18日

Veolia Water Technologies UK、英国・ヘレフォードにあるハイネケン社の「りんご酒工場」に排水回収システムを納入。これにより、2020年までに25%の水消費量の削減を目指す。

23日

Veolia Water Technologiesのスペイン子会社、同国北東部のサラゴサのLa Cartuja下水処理場におけるエネルギー効率および排水質の改善プロジェクトに参画。このプロジェクトの総投資額は約500万ユーロで、毎年60万ユーロのエネルギーの節約につながる。

4月14日

Veolia Water Technologies South Africa、南アフリカのクワズール・ナタール州にあるウムカニャクデ郡(uMkhanyakude)にて、浄水供給プロジェクトに着手。同社は新しい浄水処理場(造水能力日量2万m3)の設計・建設だけでなく、現地での雇用創出や周辺コミュニティでの水資源の重要性の教育も実施する。

15日

Veolia、4月中旬に韓国で「第7回世界水フォーラム」が開催された際に、古里原子力発電所の排水処理を受注。これは必ずしも大口の契約ではないが、同社は、他の7カ所の原子力発電所の排水処理の受注につながる可能性があるとしている。

21日

Veolia Water Solutions &Technologies、ドバイ政府よりアル・アウアー(Al Aweer)下水処理プラントの拡張契約における「優秀供給事業者」に認定される。ドバイでは2015~2021年の戦略計画の一部として、既存の下水処理プラントの拡張が行われている。なお今回の契約は1億4400万AED(約47億5200万円)にのぼる。

24日

Veolia Water Technologies South Africa、南アフリカ・ムプマランガ州にて金の採掘を行っているEvander Gold Mining社に対して、現場での水処理用化学品の供給、サービス業務を引き受ける。Veoliaはこの現場に対して、全体水処理コストの削減に加えて、過去の実践を改善し効率性を向上させた。

24日

Veoliaグループで公共用水処理ソリューションを専門とするKruger社、回分式活性汚泥法への同社の“AnoxKaldnes Hyba”の導入を発表。これにより処理能力が30%増加し、アンモニア態窒素や全窒素の基準の強化に対応することができるものと見込まれる。

5月18日

Veolia Water Technologies、ポーランド・トルンにある朝食用シリアル生産工場における廃水の前処理プラントの最新化を発表。同工場は、Netsle社とGeneral Mills社が所有するCereal Partners Poland Toruń-Pacific社の工場で、ポーランドでは最大規模の食品輸出企業である。VeoliaのAnoxKaldnes™ Moving Bed Biofilm Reactor (MBBR)が導入され、完成は2016年を予定。

21日

Veoliaグループのモニタリング技術部門であるEndetec社、同社製品“TECTA B16”(自動高速微生物検出装置)の北米での独占販売契約をVWR社と締結。VWR社は、米ペンシルバニア州に本社を置く160年以上の歴史をもつ企業で、実験室や生産施設向けの製品、サービスを提供する世界的な会社である。

出所:Veolia Water HPおよびその他資料を基に作成