Veolia Water(2016年3月~5月の主な動向)

Veolia Water(2016年3月~5月の主な動向)

年月日 トピックス
2016年3月15日 Veolia、英国の石油ガス会社Petrofacより、オマーン南部におけるRabab Harweel統合プロジェクト(RHIP)のサワーガス処理施設とその関連施設のための水処理システムの供給事業者として選定。Petrofac社はオマーン石油開発社(PDO)の委託でRHIPの施設の管理業務を代行している。Veolia社はボイラー用水、飲用水及び水道水を供給する。
4月11日 Veolia Water Technologies、Qatar Engineering & Construction Company(Qcon)より、カタールのラスラファンにあるDolphin Energy社の天然ガス生産・プロセス施設における廃水処理プラントの設計、調達、譲渡契約を受注。同契約は、排水量の削減だけでなく、未処理廃水中の「キネティック水和物阻害剤(KHI)」の除去を目的とする。
18日 Veolia Water Technologies、子会社VA-IngenjörernaとKrügerを介して、スウェーデンのボロース(Borås)において革新的な下水処理プラントを設計・建設する契約を4億クローネ(約4250万ユーロ)で受注。環境問題と効率性の両面を考慮した同プラントは、持続可能な下水処理の最先端技術のモデルケースとなる。
21日 Veolia Water Oil & Gas Angola社、アンゴラ沖の浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)における水処理化学品(HYDREXTM)の供給契約をTOTAL社とSonangol社より受注。今後3年にわたり、6週間毎に160トンの化学品を製造、供給する。
5月10日 Veolia Water Technologies South Africa、ガーナ共和国のテマ市におけるポーン独立発電プラント(KIPP)に設置する水処理プラント向けの全ての機械、電気設備の納入契約を受注。
23日 Veolia Water Technologies、鉱山廃水処理に用いられる同社の硫酸塩除去技術“LoSO4”における汚泥の再循環に関する特許を新たに取得。この最新の技術は、手法を大幅に改善することで、鉱山廃水中の硫酸塩濃度を100 mg/l未満に下げることができることを可能とした。
27日 Veolia Water Technologies、同社の蒸発・結晶化システムHPDの納入契約を、ベルギー企業EcoPhos社より受注。エジプトにあるEcoPhos社の肥料生産施設に同システムを導入する。

出所:Veolia HPおよびその他資料を基に作成