Suez(2016年9月~11月の主な動向)

Suez Environment(2016年9月~11月の主な動向)

年月日 トピックス
9月22日 Suez Environnement、イタリアの水・エネルギー・環境セクターにおいて主導的な役割を果たしている公益事業グループACEAの株式の10.85%をCaltagironeグループから購入。その見返りに、Suezは2000万の新株を発行し、CaltagironeグループはSuezの長期株主となる。
23日 Suez Environnement、メキシコのバハ・カリフォルニア州のインフラストラクチャー・都市開発局と州水委員会より、同州のロザリトビーチにおける新規の海水淡水化プラントの出資者、建設・操業者として選定される。建設契約はSuezに合計3億8900万ユーロの価値を有する。
26日 Suezグループの資産運用会社として2010年に設立されたSuez Ventures、フランス南東部シャトーヌフ・シュル・イゼールにあるPRODEVAL社の株式の22%を取得。PRODEVALは1990年以降、バイオガスの処理・回収に専門特化して実績を上げてきたが、有機廃棄物及び下水汚泥からバイオメタンを回収する新技術VALOPURの商品化により、2015年に急成長を遂げた。
10月10日 Suez Environnement、印ムンバイ最南部のコラバ地区における下水処理施設の設計・建設を受託。契約の対象となる建設期間は3年間であり、Suezの売上収益は4200万ユーロと見積られている。
13日 Suez Environnement、船舶バラスト水の処理の分野における世界的リーダーである韓国NK社と、5年間のパートナーシップ契約を締結。SuezグループとNK社は以前から、オゾン発生装置を用いたバラスト水の処理に関する革新的な技術を共同で開発しており、世界で400体のバラスト水処理装置を販売した実績がある。SUEZグループは、今般のパートナーシップ契約のもと、海洋汚染を低減するための具体的なソリューションを提供していく。
11月2日 Suez Environnement、中国NWS Holdings社との長期的なパートナーシップの拡張を発表。Suez社は2016年12月を目途に、NWS Holdings社との合弁会社Sino-French Holdingsへの出資比率を58%に増加し、中国大陸における自社の水・リサイクル-リカバリー・建設事業を同社に移管する方針である。
3日 Suez Environnement、ペンシルバニア州ブルームズバーグにて、3200万ドルを投資した先進的水処理プラントを開設。同プラントでは、原水中の沈殿物除去効率をアップさせる前処理技術である同社のSUPERPULSATOR®や、殺菌を目的とした紫外線処理などを導入されている。

出所:Suez Environment HPおよびその他資料を基に作成