統合的水資源管理のため、“水”と“化学”の欧州テクノロジー・プラットフォームが提携

持続可能な化学のための欧州テクノロジー・プラットフォーム(SusChem:European technology platforms for sustainable chemistry)と水供給および公衆衛生のための欧州テクノロジー・プラットフォーム(WSSTP:Water Supply and Sanitation Technology Platform)は、世界水の日である2010年3月22日、水の消費量削減のために協力していくことを発表した。

テクノロジー・プラットフォームは、研究開発における優先事項を明確化するために、ステークホルダーにフレームワークを提供するものであり、現在、水や化学、スマートグリッド、バイオ燃料、風力発電など、30以上のプラットフォームが設立されている。今回、SusChemとWSSTPが提携した目的は、化学セクターと水セクターが協力して、統合的水資源管理システムを開発することである。SusChemとWSSTPは、第7 次研究フレームワーク計画(FP7)における研究資金の提供を申請している。

 

欧州テクノロジー・プラットフォームに関する情報は、以下のURLよりアクセスできる。
http://cordis.europa.eu/technology-platforms/home_en.html