ベトナムBinh Phuoc 省の工業団地の多くの事業者が許可基準を超えて排水

Binh Phuoc省の検査グループは同省にある三つの工場団地(Minh Hung-韓国、Chon Thanh、Tan Thanh)にて、32の企業について環境検査を行った。その結果、環境保護誓約書の中に書かれた内容に従って実施している事業者が少ないことが判明した。すべての企業が有害廃棄物排出者に対する環境保護規定に違反し、認許可基準を超えて排水を排出していた。

例えば、検査に際して、検査グループはBinh Duong省にあるMinh Hung-韓国という工業団地にて、繊維及び染物分野で活躍している四つの工場の排水サンプルを取った。これら四つの企業はSam Wood Ind有限会社、C&T Vina有限会社、Dream Textile有限会社、及びT.M Vina有限会社である。分析を通して、上記の会社の排水サンプルすべてが繊維・縫製工業の排水に関する国家技術基準(QCVN 13: 2008/BTNMT)超えていたという結果が出た。

しかし、上記の企業から出た排水は環境に直接垂れ流されず、同工業団地の集中排水処理処分場に排出されていた。従って、検査グループは行政違反を理由に処罰することがかなり難しいとしている。何故なら、政府の2009年12月31日付け政令第117号(117/2009/ND-CP)によると、環境保護分野での法律違反の処罰については、環境に排水を直接垂れ流した場合にだけ排水排出の違反行為は処罰されることになる。

現在、Minh Hung-韓国工場の集中排水処理処分場の処理設備能力が同工場団地内で活動している企業の排水処理に対応するには不足していると言われている。最初の設計によると、設計設備容量は約2300m3/日であり、それに対して実際の集中処理場の排水量はそれを大きく超える4000m3/日であるという。

他の三つの工場団地にあるほとんどの企業も有害廃棄物排出に関する環境保護規定に違反していた。例えば、有害廃棄物を一時的に保管するための安全な場所がなく、有害廃棄物の管理・運送・処理・焼却の能力を持っていない処理業者に渡し、さらに有害廃棄物を保管する容器も備えていない状況であるという。