河川、湖沼、湿地帯などの保護を目的とした国際組織、水スチュワードシップ同盟(AWS:Alliance for Water Stewardship)の北米地域イニシアティブの会合が2011年10月25日、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校で開催される。AWSは、上下水道事業者や飲料会社など、水と密接に関係した企業や事業体を対象とした国際的な基準づくりをめざしており、今回の会合でもそのための議論がおこなわれる。
今回、議論のテーマとなるのは、水の需給量、水質、動植物の生息環境、および生物多様性である。ただし、ここで策定しようとしている基準は任意のものであって、強制力はない。
会合には、アメリカ、カナダ、メキシコ、ドイツ、パキスタン、およびナイジェリアからの参加が予定されている。