GE(2013年3月~5月の主な動向)

GE(2013年3月~5月の主な動向)

年月日 トピックス
2013年3月6日 スペインのアビラ(Ávila)の既存の下水処理施設にZeeWeed 500D限外濾過(UF)膜分離活性汚泥(MBR)技術の導入を発表。1991年に建設された同施設では、日量3000万リットルの水の出入りがあり、人口19万人に対してサービスを提供していた。GEはXylem Water Solutionsと共に、プロジェクトを進行、技術提供を行う。2013年夏に稼働予定。
4月11日 スペインの食肉加工会社Procaviの廃水処理プラントにLEAPmbr膜分離活性汚泥(MBR)技術を導入したと発表。LEAPmbr技術は、プラントの増設をせずに水処理効率を高めることができる。同技術の導入により、プラントの処理量は600m3/日から、1200 m3/日へと倍増した。
16日 石油精製所のボイラーおよび蒸気濃縮システム向けの新たな腐食用薬剤(インヒビター)を開発したと発表。Steamate low salt amine (LSA)シリーズは揮発性のアミンとポリアミンを一定割合で混合したもの。同新技術は、費用効果的で石油蒸発ユニット中にアミン塩の腐食形成を最小限に抑制することができる。
19日 第1四半期決算発表
22日 ロシアの国有石油会社バシネフチ(Bashneft)とBashneft –Ufaneftekhim石油加工複合施設から排出される下水の処理用にGEのZeeWeed膜分離活性汚泥槽(MBR)の試験プラントを導入した。導入試験は2013年6月まで実施される。
5月9日 新しい低ファウリング逆浸透(RO)膜であるAG LFシリーズを発表。同膜は製鉄、発電所、めっき加工など、処理が難しいかん水の処理サイクルを短縮し、膜の洗浄を最大50%短縮することができる。

出所:GE HPおよびその他資料を基に作成