GE(2014年3月~5月の主な動向)

GE(2014年3月~5月の主な動向)

年月日 トピックス
2014年3月25日 GE、MEG Energy Corp.の手掛けるカナダ・アルバータ州でのChristina Lake Project(オイルサンド開発)において、放出される蒸気をボイラー給水として再利用するためのエバポレーターシステムの設計・供給を受注。これにより、水消費量および運営コストの削減に繋がると期待される。
4月8日 GE、超純水からプロセス水まで幅広いサンプルに対して使用可能な全有機炭素(TOC)分析機器である“Sievers M9”の新製品を発表。新製品は分析結果を2分以内で出すことができるようになり、従来の2倍の速さになった。
15日 GEの高度生物学的金属除去プロセス(ABMet)技術、鉱山企業のAnglo Americanのカナダ・ブリティッシュコロンビア州タンブラーリッジにあるTrend炭鉱で採用される。GEの技術は、廃水から硝酸塩とセレンを除去するのに使用される。なお、今回の契約はカナダにおけるABMet採用の初のケースとなる。
15日 GEとサウジアラビアの国営石油会社Saudi Aramco、海水淡水化のエネルギー効率の向上を後押しするべく、賞金20万ドル(約2040万円)の技術コンテストの実施を発表。
5月1日 GE、2013年における国際的な水分野の発展に貢献したとして、Water Company of the Yearを受賞。同賞は、Global Water Intelligence社が2014年4月にフランスで開催したGlobal Water Summit 2014で授与された。
5日 GEのZLD技術、イタリア南部バジリカータ州コルレート・ペルティカーラのテンパ・ロッサ油田の石油採掘サイトで実施。油汚濁水の最大98%をリサイクルすることが狙い。なお、このプロジェクトは、GEの油汚濁水処理技術が欧州で使用される初のケースになる。

出所:GE HPおよびその他資料を基に作成