メキシコ国家水資源庁長官と韓国の国土交通省副大臣との会談で、韓国政府による水インフラ事業への投資意欲が確認される

メキシコの国家水資源庁(CONAGUA)長官は、庁の外交政策の一環として、韓国の国土交通省の計画部門副大臣と会談し、水資源に関わる知識や技術交換における両国の関係強化を図った。

会談では水資源庁長官より、メキシコにおける水資源の総合的な管理を達成する為に庁が推進しているプログラムや、更なる強化を図る為の戦略的プロジェクトの策定状況が説明され、韓国との関係の重要性が指摘された。また韓国の先進技術は、メキシコの水力発電や、飲料水供給、農業の灌漑用水網、気候変動の影響緩和や適応の為の工事に使われている点にも言及された。

一方韓国の国土交通省副大臣は、韓国では現在4本の重要河川の回復プロジェクトで、住民の生活や工業の発展に必要な水を供給する貯水池の建設や、川幅拡張、下水処理インフラ建設が進められており、これにより洪水のリスク削減、環境条件改善、乾季の為の十分な水の確保に貢献している点が強調された。また韓国では可動ダムや、河川及び生態系の回復、水量測定、旱魃予防の為の技術が開発されており、メキシコでのプロジェクトに貢献できるであろうと指摘した。

メキシコ政府は、水インフラへの投資に積極的で、毎年5500万ペソの予算が確保されている。特に主要都市であるメキシコシティ、モンテレイ市、グアダラハラ市の飲料水供給能力向上の為、世界の先端技術を駆使した戦略的なマクロプロジェクトを推進しており、韓国のような先進諸国との協力体制の維持が、水資源庁にとって重要となっている。