Suez Environment(2014年12月~2015年2月の主な動向)
年月日 | トピックス |
---|---|
2014年12月3日 | Suez Environnement社の子会社Sino French Water、中国四川省のSichuan Water Supply and Drainage社との間で、水セクターにおける合弁企業の設立ならびにSichuan Water Supply and Drainage社の子会社Jinghao Fundへの1300万ユーロの出資に関する契約を締結。この合弁会社は、四川省双流県において8つの浄水場の管理・操業を担当する。 |
3日 | Suez Environnement社の子会社United Waterと米国の投資ファンドであるコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)、ペンシルバニア州ミドルタウンとの間で、水衛生システムの管理と操業に関する業務提携契約を締結。この業務提携は2015年1月から50年間に及び、2億500万ユーロ相当の価値を有する。 |
9日 | Suez Environnement社の子会社Lyonnaise des Eaux、上水供給サービスの管理業務を、SMGSEVESCより委託される。本契約は22の自治体で、約40万人をカバーするもので、水質や味の改善、配水網における漏水センサの設置を予定。 |
11日 | Suez Environnement社の子会社Degrémont、パナマの厚生省(MINSA)により、同国の大下水渠、揚水施設、一部の都市水道網の保守・増設を担当する事業者に選定された。対象となるのは現在162 kmで2016年までに248 kmまで延長される予定の下水道であり、契約額は6500万ユーロ、契約期間は4年である。 |
17日 | Suez Environnement社の子会社Degrémontと丸紅、カタールの公共事業機関Ashghalから、ドーハ西下水処理・リサイクルプラントの拡張工事を受注。受注金額は1億7800万ユーロで、そのうち9400万ユーロがDegrémont社の取り分となる。今般の契約は、2005年に締結された同プラントの設計・建設・操業契約と2011年に締結された拡張計画を引き継ぐものである。 |
2015年1月12日 | Suez Environnement社の子会社Lyonnaise des Eaux、フランス北部の都市、カレー(Calais)にて、上水供給サービスを受注。契約期間は12年間で、総額7900万ユーロ。市民の水使用量の管理改善に向けて、リモート・メーターの導入を2015年に予定。 |
20日 | アラブ首長国連邦アブダビで世界未来エネルギーフォーラムにて、アブダビ未来エネルギー公社(通称:Masdar)、Masdar化学研究所、仏GDF-Suez社及びSuez Environnement社は、100%太陽光エネルギーによる海水淡水化の研究に関する契約を締結。この契約は、Suez Environnement社の子会社Degrémontが2014年6月に受注した環境負荷の少ない(100%再生可能エネルギーでの稼働を目指す)海水淡水化プラントの建設プロジェクトの一環である。 |
2月4日 | Suez Environnement社、子会社Degrémontを介してカナダの工業用水処理会社Poseidonと英国の水処理用化学製品等の専門会社B&V Groupを買収。Suez Environnement社は今後、工業用水事業を拡張し、高付加価値の革新的水処理ソリューションを提供していく方針。 |
11日 | Suez Environnement社とエジプトのDHCU社、ARCOM社及びICAT社はコンソーシアムを結成し、カイロにあるGabal El Asfar廃水処理プラントの2つの施設の操業・保守事業を水道・下水道建設機構(CAPW)から受注。契約期間は4年間で、契約総額は8400万ユーロである。Suez Environnement社は、子会社Degrémontのノウハウを活用して操業と改修を担当する。 |
20日 | Suez Environnement社の子会社United Water、ニューヨークとニュージャージーにおいて、Sensus社のスマート・ウォーター管理システムであるFlexNetを導入。無収水の主要原因である漏水や盗水の感知に繋げる。 |
出所:Suez Environment HPおよびその他資料を基に作成