Veolia Water(2017年3月~5月の主な動向)
年月日 | トピックス |
---|---|
2017年3月6日 | Veolia子会社のVeolia Nuclear Solutionsは、Magnoxが英国にて稼働する4か所の原子力発電所にて、汚染水処理システムの設置契約を締結したと発表。Magnoxとの契約に基づき、Veoliaは、「Modular Active Effluent Treatment Plant:MAETP」を設計・建設・設置し、原子力発電所から排出される汚染水からセシウムなどの放射性物質を除去する。 |
24日 | スウェーデン本拠の世界大手特殊紙メーカーMunksjöは、スペイン北部Guipúzcoaにて稼働するTolosa製紙工場に導入されているVeolia Water Technologiesの産業排水処理プラントを拡張すると発表した。Veoliaの特許技術である生物処理技術「AnoxKaldnes™ MBBR」、及びバラスト水処理技術「Actiflo」を新たに導入し、廃水中に含まれる化学的酸素要求量(COD:Chemical Oxygen Demand)や浮遊する粒子物質を除去する。 |
4月24日 | Veolia Water North Americaは、米ペンシルバニア州ピッツバーグ上下水道局(PWSA:Pittsburg Water and Sewer Authority)が要求していた損害賠償金の支払いを前提とした調停交渉を拒否し、訴訟手続きに入ることを明らかにした。Veoliaは2012年に、上下水道サービスの運営委託契約をPWSAと締結し、3年半に亘りサービスを提供してきた。しかし、PWSAは2016年10月、同社の不適切な運営管理やサービス不履行等を理由に、Veoliaに対して1,250万ドルの損害賠償を求めて提訴し、調停による紛争解決を目指していた。 |
出所:Veolia HPおよびその他資料を基に作成