Suez Environment(2019年2月~5月の主な動向)

Suez Environment(2019年2月~5月の主な動向)

年月日 トピックス
2019年3月26日 Suez Water Technologies & Solutions、米国コロラド州のゴルフ場Glacier Clubの飲料水処理プラントの改修に際して、重力式膜ろ過(MGF)システムの導入が決まったと発表。同社のMGFシステムが商用利用されるのは、これが初めてのケースとなった。費用節約と処理能力拡大(2倍)になると見込まれている。
4月4日 Suez Water Technologies & Solutions、EOR Alliancesと2016年に合意した協力関係を延長したことを発表。両者は今後も原油の増進回収法(EOR)に関する包括的ソリューションを共同で提案していく。Suezは特に随伴水処理を担当する。
4月9日 Suez Water Technologies & Solutions、イスラエルのソレク下水処理場の改修プロジェクトにおいて自社のZeeWeed 1000 UF膜が採用されたと発表。発注元であるエルサレム下水処理公社によると、Suezの技術はフットプリントが非常に小さいながらも、排水の質が良く、処理能力も非常に高いことが選定された理由であるという。また、同国の保健省および水道局が定める厳しい環境要件を順守することもできるという。 イスラエルでは、下水は灌漑用に再利用されるため、高度な処理技術が求められている。
4月16日 Suez、社内のデジタルプロジェクト推進のための「デジタルハブ」を開設したことを発表。デジタルハブの最初のプロジェクトでは、上下水ネットワークの性能向上に寄与するデジタルソリューションの開発を目指す。
5月2日 Suez Water Technologies & Solutions、メキシコ・モンテレイにて、下水汚泥処理システムEvaporis LTの契約を受注したことを発表。適切な処理によって、これまでは埋め立てられていた汚泥が再利用されることとなる。

出所:Suez Environment HPおよびその他資料を基に作成