Suez Environment(2019年6月~8月の主な動向)

Suez Environment(2019年6月~8月の主な動向)

年月日 トピックス
6月13日 Suez、フランスのシャロン都市圏における上下水管理に関する契約の受注を発表。契約は10年間で総額1億1500万ユーロ。
6月16日 Suez、冷却水用の腐食およびスケール抑制化学品である自社新製品E.C.O.Filmの市場投入を発表。同製品は、リン酸塩の堆積によるコスト面でのリスクを低減することができ、さらに環境面での規制要件を順守することも期待される。なお、市場投入に実施されたパイロット・プロジェクトでは、大規模ガスプラントにおいてリン酸塩の排出を80%以上削減することに成功した。さらに、新たな規制要件をクリアすることにも繋がり、結果的に500万ドルの新規設備投資を避けることもできた。
6月27日 Suez、フランス地質調査所(BRGM)と3年間の包括的協力協定を締結したことを発表。水分野と環境分野での両者の科学的・産業的な協力関係を強化するもので、地下水資源、水処理用ナノマテリアル、顕在化する汚染物質、地熱エネルギー、汚染土壌、鉱業サイトの修復などの分野が対象となる。
7月26日 Suez、インド・ニューデリー南部のオクラに処理能力が日量56万4000m3の下水処理プラントを建設・運営する契約を、デリー上下水道公社から受注。受注金額は1億4500万ユーロ。この契約では、設計・建設の期間が3年半、その後の運営・保守の期間が11年となっている。新プラントはオクラに以前からあった下水処理プラントに取って代わるもので、インドでは最大のものとなる。

出所:Suez Environment HPおよびその他資料を基に作成