GE Water社、マサチューセッツ州の水処理プラントを閉鎖

Watertown Tab & Pressの記事によると、GEウォーター&プロセステクノロジー社が、マサチューセッツ州ウォータータウン市の担当者に、同市にあるGE Water社の施設を閉鎖し、少なくとも一部の従業員を解雇する予定だと伝えたという。同施設では、電気透析と逆浸透装置による水処理を行っている。

 

同社は、ウォータータウン市のタウンマネージャーであるMichael Driscoll氏に書面を送り、電気透析事業をマサチューセッツ州Westborough近郊にある同社のプラントに移転する予定であると通達したという。また、逆浸透装置による水処理事業は、ミネソタ州Minnetonkaに移転するという。

 

書面によると、電気透析による脱塩システムへの需要は落ち込んでおり、結果として供給過剰の状態になっているという。また逆浸透装置に関して、ミネソタの施設は大規模なものでありサポート体制も充実しているという。

書面では、少なくとも一部の従業員を解雇する予定であると記されている。一部の従業員については、ボストン近郊の別の事業所へ異動となる。ウォータータウンの同社の施設は4月3日をもって、閉鎖される。

現在のところ、同社から直接この件に関する情報は得られていない。