ロシア政府、水質汚染に歯止めをかけ、水処理を促進するための新計画を発表

ロシア政府の報道サービスは、2011年1月21日、同政府は、同国の水資源を守るために2017年まで続くプログラムを承認したと報じた。

この「水質浄化」プログラムは、廃棄物の水塊への排出を制限し、最新の上水道や水処理施設の建設を促進することを目指している。

これには、連邦と自治体政府の180億ルーブル(約50億円)の財政的支援を含む、3318億ルーブル(約9200億円)の費用がかかると見られている。

このプログラムは、ロシアの上水道や水処理の分野への長期の民間投資を促そうとするものである。

ロシア政府が2010年12月22日に承認したこのプログラムは、プーチン首相が署名して、2011年1月1日に発効したが、地域開発省が実施することになっている。

また、ロシア政府は2010年8月、合理的な水の消費を促すために漸進的な料金支払率を段階的に導入するための詳細な計画である「水戦略2020年」を承認した。

プーチン首相は2010年10月下旬、今後3年間に水質浄化のためのインフラの改善に90億ルーブル(約250億円)を支出すると発表した。

この戦略は、ロシアで水質汚染を2020年までに現在のレベルの50~40%にまで削減し、水資源の生産による減少以外の減少を減らすことを目的とするものである。

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