Veolia(2016年12月~2017年2月の主な動向)

Veolia Water(2016年12月~2017年2月の主な動向)

年月日 トピックス
11月28日 Veolia、サウジアラビア国営企業Sandi Aramcoが国内で建設するJazan製油所・ガス発電複合施設(総設備容量4000MW)に、大規模な廃水処理場を設計、調達すると発表。同処理場では、油水処理や金属除去等を行い、2017年の試運転を目指す。
30日 Veolia、地方自治体への導入を目的としたスマートシティを支援する包括的なITソリューション「Urban X」を発表。インフラの性能等を表示する「Urban Board」、水道インフラ網の状態を把握する「Urban Namics」、市民生活を向上させる「Urban Pulse」等から構成されている。
12月1日 米ニューハンプシャー州南東部に位置するポーツマスは、同市当局が運用するPeirce Island廃水処理場を更新するため、VeoliaのBIOSTYR生物活性フィルター(BAF)システムの導入を進めている。同システムは、生物化学的酸素要求量(BOD)、及び全窒素(TN)を除去する。
2月8日 Veolia、セネガル・ダカール水道供給事業者Société Nationale des Eaux du Sénégal(SONES)に対して、廃水処理場を設計、建設すると発表。一部の水脈に多く含有されている鉄分を同廃水処理場にて除去し、水質向上を図る。
19日 ミシシッピ州ジャクソン市、10年間に亘る廃水処理場の運用管理(O&M)契約をVelia Water North Americaと締結。同契約に基づき、ジャクソンに位置するSavanna、Trahon、Presidential Hillsといった3つの廃水処理場の運用・管理を行う。
20日 スリランカ国家上下水道委員会(NWSDB:National Water Supply and Drainage Board)は、同国中央部に位置するグレーター・マータレー地域(Greater Matale)に居住する住民35万人に対して上水道を供給するため、水道供給事業者にVeoliaを選定。Veoliaは、水処理場5箇所、貯水池12箇所、ポンプ場5箇所を新設するほか、総計430キロメートルに上る上水道網を敷設する。

出所:Veolia Water HPおよびその他資料を基に作成