南ア・ケープタウン、深刻な水不足を受け8月末までに仮設の淡水化プラントを設置、操業開始目指す

2017年6月22日に現地で報じられたところによると、深刻な水不足に悩む南アフリカのケープタウンでは、8月末までに海水淡水化プラントを仮設することで水不足を解消することが期待されている。期待されているプラントの淡水産生能力は、最大で1日あたり5億リットルである。

ケープタウン議会は、市内海岸沿いの随所および諸島部に逆浸透(RO)技術による仮設の淡水化プラントを仮設する構想を打ち出し、海水淡水化設備の供給、設置、操業に関心を有する企業や団体からのアイディア・情報を募集するとの文書を発行した[1]。募集期限は2017年7月10日である。市議会の水・衛生委員会インフラ部長のKevin Balfour氏は、市議会が求めているものについて、小~中~大規模のプラント複数機を設置すること、最初のプラントは8月に試運転を実施し、同月末までには浄水の提供を開始することだと述べた。「市は、これらの逆浸透プラントを最低でも6カ月間運転することを求めます。ただし、降雨の状況によっては1年間または2年間製造を続けるよう求める可能性もあります」とKevin氏は述べている。

同市では、冬に入って初めての降雨があり、ダムでは水位の上昇に転じている状況にも関わらず、レベル4の給水制限が続いている。6月19日時点において、ダムの水位は先週から3.7%上昇し、23.1%となった。市の水道事業委員会メンバーのXanthea Limberg氏は、「通常の冬の頭と比べ、ダムの水位は極めて低いことは明らかであり、干ばつの危機は依然として続いています」とコメントした。

[1] http://www.etenders.gov.za/sites/default/files/tenders/RFI_%20Reverse%20Osmosis%20Potable%20Water%20Plants_Deselanation.pdf

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