Suez Environment(2018年3月~5月の主な動向)

Suez Environment(2018年3月~5月の主な動向)

年月日 トピックス

2018年3月1日

Suezグループ傘下の香港企業Suez NWS、中国海洋石油集団有限公司(CNOOC)傘下のCNOOC Energy Technology & Service Limitedとのあいだで、両社の長期的協力関係を拡大して石油・ガス部門における環境プロジェクトをさらに推進することを謳った総合戦略的提携合意文書を交わしたと発表。

3月2日

Suez Environment、40のコンパクト型飲料水処理ユニットを導入する契約を、コードジボワールの経済インフラ省と締結。契約金額は1900万ユーロ、総造水処理能力は9万2000m3/日。本契約は、コートジボワール政府の「国家開発計画2016年-2020年」の一環であり、18の町に造水ユニットを設置し、約45万人の需要を満たす予定。

3月10日

Suez Environment、インド・ダバンゲレ市の浄水処理システムの更新と運営に関する契約を締結。この契約はフランスのマクロン大統領による訪印時に行われたものである。契約期間は12年、総額7000万ユーロにのぼる本契約のもとで、ダバンゲレ市50万人分の容量12万m3/日規模の浄水処理を実施する。

3月14日

Suez Environment、米国ロードアイランド州・ウーンソケット市より、浄水処理施設の設計・建設・運営に関する契約を受注。契約期間は20年間で、総額5300万ユーロ。なお本契約は、Suezだけでなく、そのパートナ―企業であるAECOM Technical ServicesおよびC.H. Nickersonの3社によるものとなっている。

4月11日

Suez Environment、傘下の投資ファンドSuez Venturesを通じてHydrelisに増資による資金提供を発表。これは、スマート水道メーターなどをつなぐSuezの次世代無線ネットワークであるON’connectの製品群を補完するとともに、Hydrelisというフランスの若い企業の世界展開を資金面で支援することを目的としている。

4月26日

Suez Environment、ベトナム南部ハウザン省ヴィータンにおける下水処理サービスに関する案件をHAWASUCO社(ハウザン上下水公社)より受注。契約金額は950万ユーロで、市民6500人の生活水準向上と周辺運河の汚染対策として、下水処理プラントの建設および下水道網の構築を行う。

5月17日

Suez NWS(Suez Environmentと中国New World Services社によるジョイントベンチャー。水分野だけでなく、廃棄物事業もおこなう会社)、中国・常熟市における4つの下水処理プラントの所有・運営に関する30年契約を常熟水管理局と締結。契約総額は4億3600万ユーロで、市全体での上下水サービスの最適化を目指す常熟市政府の目標に沿ったものである。

出所:Suez Environment HPおよびその他資料を基に作成