Veolia Water(2019年9月~11月の主な動向)
年月日 | トピックス |
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2019年9月5日 |
Veolia Water Technologiesは、国際的な食品飲料グループであるPrinces社が操業する大規模な食品生産拠点(Long Sutton, UK)向けに新たな嫌気性処理プラントと関連のバイオガス処理装置を供給する。同社は2019年7月1日には同事業契約の第1期の調印を済ませ、2020年中には運転開始の予定。 |
9月5日 |
Veolia Water Technologiesは、豊田通商株式会社とオーストラリアに本拠を置く工業化学品会社Orocobre Ltd.及びそのJVであるToyotsu Lithium Corporationから、日本の福島県楢葉町サイト(電気自動車の駆動用バッテリー生産拠点)にて、年間9500トンの炭酸リチウムを10000トンの水酸化リチウムに転換する工場建設の包括的なEPC契約を受注した。この種の工場建設は日本では最初のものである。 |
10月10日 |
Veolia Water Technologiesは、フランス南部のSaint-Gaudensにある製紙及び木材製品企業の持株会社であるFibre Excellenceに向け、バージン繊維から高品質な紙の製造工程で木材由来のパルプ生産を最適化するための独自の濃縮脱水技術を提供することとなった。 |
10月13日 |
Veoliaは、その子会社であるVeolia Water Technologies Canadaを通じて、カナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるBruce jack金鉱向けに新たな廃水処理設備を提供する契約を、Pretium Resource Inc.より受注した。その処理容量は最大10,000㎥/日。同設備には金属除去用の恒久的浄化技術であるVeoliaのActifloが採用される。 |
10月15日 | Veolia Water Technologiesは、その子会社VWS Westgarth Ltdを通して、南米のガイアナの沖合にあるLiza Unity 浮揚式生産貯蔵荷降ろし施設(FPSO)向けに逆浸透膜利用海水処理水(5040㎥/日)を供給するための設計及び機器調達に関する技術契約を受注。 |
11月7日 | Veolia Water Technologiesは、サウジアラビア東部の新興都市Ras Al KhairにあるKhair Inorganic Chemical Industries Co.向けに塩化カルシウムを精製する熱濃縮装置を供給する契約を、China Chengda Engineering Co. Ltd.より受注した。 |
出所:Veolia Water HPおよびその他資料を基に作成