ブラジル、2014年までに配水システムや貯水タンクの整備に700億円超を投資

ブラジルは特に干ばつ被害の多い同国北東部への水供給量を増やすため、2014年までに16.1億レアル(約708億円)を投資すると国家統合省が2012年12年20日に発表した。国家統合省は北東部の8州および南東部に位置するミナス・ジェライス州における配水システムに14億レアル(約615億円)を出資する。河川水をいくつかの貯水池まで引き、その後各自治体の給水区域内までをつなぐ運河が建設される予定である。

国家統合省はまた、井戸を掘るための掘削機に1億2400万レアル(約55億円)、そして貯水タンクの設置に8400万レアル(約37億円)を投入する。貯水タンクで雨水やトラックで輸送されてきた水を貯めることで、3万1600世帯で必要な水を確保することができると見込んでいる。この貯水タンクの設置は47億レアル(約2000億円)を出資して2011年に立ち上げられた“Water for All”プログラムの一環であり、すでに19万2000個のタンクがブラジル全土に導入された。最終的には2014年までに75万個の設置をめざす。

プロジェクトの詳細は以下のウェブサイトで閲覧可能。
URL:http://tinyurl.com/bgmtyos

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