オーストラリアとベトナムの水道協会、上下水道の持続可能な発展で覚書

オーストラリア水道協会(AWA)とベトナム上下水道協会(VWSA)は2015年1月16日、ハノイにおいて、ベトナムの水問題に共同で取り組むための覚書に調印した。この覚書は、ベトナムの上下水道のインフラとサービスの持続可能な発展のための、貿易とビジネス・マッチング、教育訓練、および投資誘致の合同プロジェクトについて、両協会の協力計画の概要を示している。覚書には、AWAのJonathan McKeown理事長とVWSAのTran Quang Hung副会長兼書記長が署名した。

AWAのMcKeown理事長は、ベトナムとオーストラリアには、需給計画、水質リスク管理、資産管理と水道網運営、気候変動対策、ガバナンスと規制などの分野で協力する機会が多く存在するとした上で、つぎのように述べている。
「この覚書の目的は、より密接な経済協力を推進し、ベトナムが今後の異常気象とその影響を乗り切って安全、確実、持続可能にしてかつ効率的な水管理ソリューションを見出せるよう支援することにある。また、ベトナム上下水道協会は、AWAと協力してわれわれの会員にビジネスの機会を紹介し、ベトナムでの事業展開を支援してくれることになっている」

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