Suez Environment(2016年3月~5月の主な動向)
年月日 | トピックス |
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2016年3月3日 | Suez Environnement、伊藤忠商事、Engie(旧GDF Suez)及びオマーンW.J. Towell & Co.が設立したコンソーシアム「バルカ・デサリネーション・カンパニー(Barka Desalination Company)」、オマーン国営電力・水公社(OPWP)より同国バルカにおける海水淡水化プラントの開発事業を受注。Suezは同プラントの建設及び操業を担当する。建設フェーズにおける建設・財務・構造的コストの総額は2億7600万ユーロに上る。 |
31日 | Suez Environnement、コンサルティング部門の活動の一環としてスリランカにおいて2つの契約、すなわち①アンバタレー(Ambatale)における給水システムの修復と②水関連サービス全般の改善に関する契約を受注。両契約の期間は3年間。 |
4月4日 | Suez Environnement、米コネティカット州パトナム(Putnam)との間で、上下水システムの管理・操業に関する契約を締結。契約期間は10年、契約価値は約3000ドル(2700万ユーロ)とされている。Suezは既に、同州キリングリー(Killingly)における下水システムの操業を請け負っている。 |
11日 | Suez Environnement、中国における石油・ガス及び石油化学セクターの大手企業グループと3つの契約を締結。総取引高は1900万ユーロとされている。 (1) 上海化学工業区(SCIP)におけるエンジニアリング・設備調達に関する化学大手BASF社との契約 (2) 大連(Dalian)を拠点とする石油化学グループHengli Petrochemicalとのエンジニアリング・設備調達契約 (3) 石油化学グループZhong Tian He Chuang Energyとの“廃液放出ゼロ(ZLD)”設備供給・サイト技術サービスに関する契約。 |
5月9日 | Suez Environnementの最高経営責任者とパリ地域下水処理県際協同組合(SIAAP)の代表、首都圏の首長を対象とするヴァラントン水処理プラントの見学ツアーにおいて、下水から発生するバイオガスを液体バイオ燃料に改質するBioGNVALを披露。BioGNVALはフランス初の商業規模の実証システムであり、環境省と環境保護・省エネ庁(ADEME)の支援のもとでSuez社とSIAAPが共同開発した。 |
17日 | Suez Environnement、オーストラリアのプロスペクト飲用水処理プラントの操業・保守契約を14年間(2021~2035年)延長。この間の契約価値は10億豪州ドルと見積られている。プロスペクト・プラントは世界最大級の水処理プラントであり、シドニーの住民の需要の85%を賄うことができる。 |
27日 | Suez Environnement、ATAL Environmental Engineering社およびChina Harbour Engineering Company社と共同で、香港のSan Wai下水処理場の運営契約を10年延長したことを発表(さらに最大で5年の追加延長契約も含む)。15年の契約となれば、その契約額は合計3億5300万ユーロに達し、そのうちSuezの取り分は約9900万ユーロと見られている。Suezはこれまでに香港で30年間にわたり水と廃棄物管理に関するサービスを提供してきた。 |
出所:Suez Environment HPおよびその他資料を基に作成