韓国上下水道協会、衛生安全基準の認証制度を改定――非認証製品の販売禁止へ

韓国上下水道協会は、2012年3月上旬、水道用製品における衛生安全基準の認証制度が2012年5月26日から改定されることを明らかにした。発表によると、水道メーター、バルブ、蛇口などが認証制度の対象として追加されることになる。

現状の衛生安全基準の認証制度では、認証取得にかかる時間などを考慮し、制度を水道管に適用してきたが、今回改定された新しい認証制度では、機械や計測用製品に対しても制度が適用される見込みである。また、今後は認証を受けていない製品について、製造、輸入、供給及び販売を禁止する方針である。

現在、協会は水道用製品を製造している会社を対象に、水道用製品から有害物質が漏出しないよう遮断できる方法や認証制度の申請手続き、提出しなければならない書類、試験方法及び審査の基準等など、認証制度の全般について説明会を開催している状況である。また、海外工場で生産されている製品に対しても、例外なく審査を行う方針であると説明している。

協会は、2013年1月からは全ての水道用製品に対して本制度を適用することで、制度を強化してゆくと述べた。しかし、同時に企業の負担を減らすために、KS(韓国産業規格)による審査項目と本制度の審査項目が重複される場合は、本制度で一括的に規制すると述べた。

一方、韓国上下水道協会が主催している国際展示会である「WATER KOREA 2012」が、2012年3月19日から22まで4日間韓国で開催される予定である。協会は、国内水ビジネスの輸出促進に協力するため、主な取引対象国であるインドネシア、ベトナム、タイ、フィリピンの4ヶ国から政府関係者40名を招待し、各国の政策を紹介する予定である。

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