メキシコ経済省規制局、2014年度の節水などを目的とした各種規約策定計画を発表

メキシコの経済省規制局は2014年4月11日、2014年度の規約策定計画書を公布した。国家水委員会CONAGUA管轄分野では、以下のものが予定されている。

  • 蛇口、バルブなどの飲料水用水道付属品の仕様、テスト方法、ラベル規約。
    2013年に策定されているが、公布がペンディングとなっているもの。水資源の持続可能な使用を推進する目的で、国産又は輸入の、蛇口やバルブに適用される。
  • 水洗トイレのタンクの仕様、テスト方法、ラベル規約。
    2011年に策定されているが、公布がペンディングとなっているもの。節水を目的とし、水洗トイレのタンクに適用される。以下の規約に取って代わるものとなる。

    • NOM-005-CONAGUA-1996: 流量計の仕様とテスト方法を定める規約。
    • NOM-009-CONAGUA-2001: 水洗トイレの仕様とテスト方法を定める規約。
    • NOM-010-CONAGUA-2000: 水洗トイレのタンクのバルブの仕様とテスト方法を定める規約。
  • 淡水化プラント建設における環境へのインパクトを緩和する技術仕様及び、サルモネラ菌の海水汚染基準を規定する規約。
    2011年に策定されているが、公布がペンディングとなっているもの。海水の淡水化プラントの建設場所の環境保護と、海水へのサルモネラ菌排出を規制することを目的とする。
  • 下水道を使用しない都市部の汚水取扱い規約。
    2008年に策定されているが、公布がペンディングとなっているもの。下水道を使用しない、都市部の汚水の管理と取り扱いを規定するもの。
  • 貯水タンクの設置、使用、メンテナンス方法と条件を定める規約。
    2013年に策定されているが、公布がペンディングとなっているもの。節水を目的とし、あらゆる種類の貯水タンクの設置や使用方法、メンテナンス方法を規定するもの。
  • シャワー器具の使用とテスト方法を定める規約の改正。
    2011年に策定されているが、公布がペンディングとなっているもの。節水を目的とし、NOM-008-CONAGUA-1998を改正する。

 

その他、石油で汚染された水域の汚染除去方法と条件を定める規約や、井戸の掘削、維持、修復及び廃井条件を定める規約の策定及び公布も、予定されている。

規約策定計画書は、以下のサイトからウンロード可能(スペイン語表記)。
http://dof.gob.mx/nota_detalle.php?codigo=5340495&fecha=11/04/2014

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