メキシコ環境省、水洗トイレタンク、バルブ、シャワーなど節水関連機器の認証方法を規定する合意書公布

メキシコ環境省は2014年8月19日、国家水委員会CONAGUA名で公布されたメキシコ規約のうち、製品認証方法が規定されていないものに対して、それを規定する合意書を公布した。対象規約及び製品は、以下の通りとなる。

NOM-005-CONAGUA-1996 フラックスメーター
NOM-008-CONAGUA-1998 シャワー
NOM-119-CONAGUA-2001 水洗トイレタンク
NOM-010-CONAGUA-2000 水洗トイレタンクのバルブ

認証手続きとして、以下が規定されている。

  • CONAUGAの認定を受けた認証機関、検査官及びラボラトリーで、認証を行うこと。海外の第三者機関が発行する報告書や証明書は、経済省の認定合意書を有する機関のものである限りにおいて、有効とする。
  • 認証依頼を受けた認証機関は、必要書類を申請者に伝え、提出された書類に不備があった場合、申請者は営業日15日以内に調整の上再提出すること。
  • 認証機関は、営業日20日以内に認証可否を通知すること。
  • 証明書更新にあたり該当規約の規定の不履行が見つかった場合や、製品が市場から撤退している場合、証明書の不正使用が見つかった場合は、証明書は無効となる。
  • 証明書は、製品種やモデルごとに発行されるものとする。
  • 証明書の有効期間は、以下の通りとする。
    • 製品そのものを検査する場合: 1年
    • QCシステム及び製品を評価する場合: 2年
    • 品質マネジメント・システム及び製品を評価する場合: 3年もしくは無期限(*)
      (*)品質マネジメント・システムを保有有していないか、期限が切れている場合、国内の認定機関に認定された品質マネジメント・システム認証機関、もしくは資格を有する外部監査官による評価を受けることが出来る。この場合の証明書の有効期限は3年となるが、証明書発行後6ヶ月20日以内に検査を受けなければならない。検査で不備が見つかった場合は、証明書は一時停止または無効処分を受ける。
      すでに、認定された認証機関による品質マネジメント・システム証明書を保有する場合は、その証明書が規制該当製品をカバーしており、市場または製造場所で抽出したサンプルの検査結果で不履行が見つからない限り、また品質マネジメント・システムが有効期間内である限り、証明書は無期限で有効となる。
  • 検査報告書に規約不履行事項が報告された場合、申請者はそれを矯正する期間を検査官と合意し、矯正措置をとることが出来る。

合意書は、以下のサイトでダウンロード可能(スペイン語表記)。
http://www.dof.gob.mx/nota_detalle.php?codigo=5356768&fecha=19/08/2014

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