Veoliaは、2015年10月14日、サウジアラビアのジッダで持続可能な新スマート・シティを開発するプロジェクトなどを支援する契約を、Modern Facility Companyと締結した。この契約は、2015年10月14、15の両日にわたってリヤドで開催された第2回サウジ・フランス・ビジネスチャンス・フォーラムの場で双方の代表により署名された。これにもとづき、Veoliaは現地法人を設立して、スマート・シティに欠くことのできない地域冷房、上水道管理、下水処理、発電、および廃棄物処理のサービスを提供することになり、現在、予備調査がおこなわれている。
今回のModern Facility Companyとの提携について、VeoliaのAntonine Frérot会長兼CEOはつぎのように述べた。「このような開発プロジェクトは、サウジアラビアで起きている近代化を象徴するものだ。こうした近代的都市は世界の羨望の的になっている。しかし、これら都市開発にはスマート・インフラのサポートが必要で、VeoliaがModern Facility Companyとパートナーを組むことの重要性はここにある。われわれは、サウジアラビアの文化基盤の発展に貢献できることを誇りに思う」
また、Modern Facility CompanyのAhmed Al Sanousi社長はつぎのように述べた。「Veoliaとの今回の契約は、今年の8月に双方で交わした覚書にもとづくものだ。われわれはVeoliaとともにこの開発を前進させていくことを誇りに思っている。このプロジェクトは、サウジアラビアにおける最も先進的なスマート・シティのひとつの開発に資するものであり、この地域における文化とライフスタイルの指標となるだろう」