ボリビアの環境大臣、過去11年間で上下水整備と灌漑に27億米ドル投資したと発表

ボリビアの環境・水大臣は2017年1日12日、2016年の会計報告を発表し、2006年から2016年の11年間で、水インフラ関係に約27億米ドル投資された点が強調された。投資の内訳は、灌漑インフラ向けが7.4億米ドルで、この投資額は前政権の500倍の規模であり、これにより灌漑設備を有する農地が16万4346ヘクタールとなった。また水域の保護や回復への投資は3.1億米ドルで、2.7億ドルが都市部の洪水回避の為の河床の排水管理に投資された。投資金額の内訳と投資金額の推移は下図の通りである。

図 2006年~2016年にわたる水分野への投資金額内訳
(出典:ボリビア環境・水省 2016年会計報告)


図 水部門への投資金額推移
(出典:ボリビア環境・水省 2016年会計報告)

上下水インフラ整備には半分以上の14.3億米ドルが投資され、これにより全国で52万1000本の水道が各戸にひかれ、250万人が飲料水の、150万人が下水道の恩恵を受けた。また飲料水普及率は2005年には71.7%だったのが、2016年には85.1%、下水普及率は、2005年には43.5%だったのが、2016年には57.8%となっている。

環境・水省の2016年の目標には、上下水普及率の向上、水域の管理強化が含まれており、2016年は予算約1.2億米ドルのうち、81.47%の約1億米ドルが消化された。2017年の予算では、上下水整備に1.8億米ドル、水域管理・保全に0.2億米ドル、灌漑に0.8億米ドル、排水処理に0.05億米ドルあてられている。

環境・水省の2016年会計報告は、以下のサイトからダウンロード可能(西語表記)。
http://www.mmaya.gob.bo/uploads/rendisioncuentas.pdf

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