パラグアイの公共事業・通信大臣は2018年3月20日、ブラジルの首都ブラジリアで開催されている世界水フォーラムで、今後5年間で上下水インフラに23億米ドル投資すると発表した。
パラグアイでは、飲料水普及率は現在78%と大幅に改善したものの、まだ不十分であり、下水道網普及や汚水処理率も格差が大きい。水は経済成長や貧困率の減少、持続可能な環境理を達成する鍵であり、国家の持続可能な開発にとって重要な要素ととらえて政府は水部門を強化し、持続可能なサービスを達成するために必要な資金調達政策を進めていると大臣は述べている。なおパラグアイでは、2013年の国家開発計画で、2030年までに上下水道網普及を100%とする目標を揚げている。
投資対象として、以下の上下水プロジェクトが予定されている。