ペルー民間投資振興庁、2億9500万米ドル投資の6つの上下水インフラプロジェクトへの民間投資を募る

ペルーの民間投資振興庁(Proinversión)は、総額10憶ソル(約2億9500万米ドル)の投資を必要とする、6件の上下水インフラプロジェクトを発表したことが、2019年7月19日に報道された。8月5日から9月17日までの間、民間企業からの共同融資のオファーが募られる。

プロジェクトは、「上下水部門への、民間企業の共同融資による新しい投資の機会」に関するフォーラムで発表された。民間投資振興庁によれば、ロレト地方や、ウアウラ、バランカ、ウアンカベリカ、アンダウアイラス、イロなどの都市部での上下水インフラの整備が必要とされている。民間の水事業会社も参加したフォーラムでは、最大投資額やオファーの為の最低条件が発表された。募集される案件は以下のものとなっており、最低10年間の契約期間のオファーや、財務諸表の提出、汚水処理プラントや淡水化プラントの場合は、募集案件の処理能力の最低80%に相当する、20年以内に実施した3つの案件の建設経験があることなどが条件となっている。

  1. ロレト地方のイキトス市の下水道及び汚水処理。予算4億ソルまで。
  2. ウアウラ県の都市部の汚水処理。予算1億ソルまで。
  3. バランカ県の都市部の汚水処理。予算9500万ソルまで。
  4. ウアンカベリカ県、アンダウアイラス県の汚水処理。予算1億4000万ソルまで。
  5. イロ県の都市部の海水の、淡水化による飲料水供給。予算1億2000万ソルまで。
  6. ロレト地方の農村部の下水道。予算1億5000ソルまで。

なお民間投資振興庁によれば、2017年に公簿された案件を含め、現在総額約6億200万投資の汚水処理のポートフォリオが10件ある。ペルーでは340万人の住民が飲料水へのアクセスがなく、830万人が下水へのアクセスがない。また処理される汚水は62%にしか達していない。

今回発表された6件の募集案件の詳細やオファー提示方法などは、以下のサイトで参照可能。
http://www.proinversion.gob.pe/ipcsaneamiento/ 

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