マレーシアで、2016年5月1日、「自主的な水効率製品ラベルリング・スキーム（WEPLS）に関するガイドライン　改定第6版」が公開された。本制度はマレーシア国家上下水道委員会（SPAN）が主管しており、2013年1月に導入されたものである。今回の改定は6回目となり、対象製品のひとつであるトイレに関する水効率基準が改正された。

本ガイドラインは自主的な制度であり、基準を満たした製品は、3段階で格付けされる以下のラベルを貼付することが可能となる。星の数が多いほど、使用する水の効率が高いことを示している。ラベルには格付け表示のほかに、登録番号、ブランド名、製品モデル名、水消費率の情報が記載される。

本ガイドラインは以下よりダウンロード可能である。
http://www.span.gov.my/pdf/wepls/WEPLS_Guidelines_May_2016.pdf

また、すでに認証を受けている製品リストは以下のWEBページより確認できる。
http://www.span.gov.my/index.php/en/wepls-products

対象製品

今回の第6版時点での対象製品は以下の通りである。

• 給水栓
• トイレ
• 小便器
• 洗濯機（2013年12月改定第2版で追加）
• シャワーヘッド（2013年12月改定第2版で追加）

格付け基準

上記の各対象製品に対する格付け基準は、本ガイドラインの付属書IVで規定されている。例えば洗濯機の基準は以下の通りである。