世界の淡水化向け製品・サービス需要、2013年には130億ドルに

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世界の淡水化向け製品とサービスの需要は年率9.1%の勢いで伸びつづけ、2013年には130億ドル(約1兆2000億円)に達すると見られている。水の供給が不足していたり何らかの制約を受けていたりする地域では、一般家庭や産業ユーザはもちろん、観光客向け施設などの商業ユーザや農業用にまでも、蒸留法や膜法の淡水化技術がますます使われるようになっていくだろう。技術の進歩が淡水化の利用をひろげているが、その利用増加分の多くを、逆浸透(RO)などの膜ベースの技術によるものが占めるだろう。とはいえ、同様の技術進歩が、多重効用蒸留(MED)法にも熱蒸留分野でのシェアの拡大をもたらすだろう。

淡水化産業は、「それしか選択肢がない」という限られた地域の枠を超えて成長してきたが、それでも、中東と北アフリカは依然として淡水化市場の主役でありつづけ、淡水化の設備容量においても、また淡水化向け製品とサービスの需要においても、全世界の半分を優に上回った状態がつづくだろう。この地域の最大の市場――サウジアラビアとアラブ首長国連邦――でも大きな前進があるだろうが、むしろ、アルジェリア、イスラエル、リビアなど近年になってようやく本格的に淡水化を導入した国のほうが成長は速いだろう。淡水化が(節水や水リサイクルと並んで)数ある水ソリューションのひとつとみなされている地域においても、淡水化は堅調な伸びを見せると考えられている。2013年までの期間でいえば、アジア太平洋地域の成長が最速になると思われる。オーストラリアは海岸地方でROによる海水淡水化の設備容量をいちじるしく増しつつあるし、中国政府は、経済の近代化を推し進めるなかで数十年にわたって放置し、酷使してきた水資源の問題への幅ひろい取組の一環として、淡水化を優先度の高い課題に位置づけている。

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