Veolia Water、豪州ハンター地域の上・下水道処理施設の運転維持管理業務を受注

仏Veolia社はこのほど、オーストラリアのHunter Water Corporation(Hunter Water社)による国際競争入札を経て、豪ニューサウスウェールズ州ハンター地域の25の上・下水道処理施設の運転維持管理業務を1億9300万ユーロ (約263億8450万円)で受注した。契約期間は8年である。

Hunter Water社の施設の運転維持管理の入札は今回が初めてであり、この契約は同社の過去の契約の中でも最大規模となった。同契約のもとでVeolia社が担 当する上・下水道処理施設は、ニューサウスウェールズ州の6地域に居住する50万人以上にサービスを提供している。

Veoliaグループは 20年以上前にオーストラリアに拠点を置き、これまで同国とニュージーランドにおいて30以上の水処理プラントの管理に従事してきた。同グループはハン ター地域のTomago Alminium、Eraring、Rio Tinto Coal等の大手企業と既にパートナーシップを結んでいるが、今般の契約は同地におけるグループのプレゼンスをさらに増大させることになる。なお、同契約 に伴い65人の新規雇用が見込まれている。

Hunter Water社は1880年代に創立されたオーストラリア最大の水道事業体であり、ハンター地域の57万人の居住者やその他の顧客に飲用水を供給し、同地の下水処理を担っている。

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